2020.10.10

2020.10.30

個人事業主のための固定費削減方法10選!

固定費の削減は、法人だけでなく個人事業主にとっても重要な問題です。

固定費は売上に関わらず発生するため、業績によっては負担が大きいと感じることもあるでしょう。

しかし、固定費を抑えたいと思っても、実際にどのようにすればいいのか分からない方もいるかと思います。

そこで本記事では、固定費削減方法を10個紹介していきます。

固定費削減方法10選

早速、固定費削減方法を見ていきましょう。

宣伝広告費は適切か?

毎月の広告宣伝費は適切な金額でしょうか?特に個人事業主の場合、広告費の負担額は事業規模に対して大きくなりがちです。

費用対効果が良ければ辞める必要はありませんが、それほど効果を感じていないのであれば見直してみましょう。

特に複数の媒体に広告を出している場合は、きちんと媒体ごとの効果を測定することが大切です。それぞれの媒体で、1件あたりの成約に対してどれぐらいのコストがかかっているかを算出し、比較しましょう。

プロバイダの見直しを行う

ネットのプロバイダは、とても多くの会社がサービスに参入しています。ひと昔前までは、回線業者とプロバイダを別々に加入してそれぞれの月額料金を支払わなければなりませんでした。

しかし現在では、光コラボが解禁されたことにより1つの窓口でインターネット契約ができるようになりました。

インターネット料金が抑えられるだけでなく、スマホのキャリアや電気・ガスなどのサービスとまとめて割引を受けられる会社もあるので、お得に利用できるプロバイダがないか確認しましょう。

格安SIMを視野にいれる

大手キャリアを利用している方は、格安SIMに乗り換えてもよいでしょう。新しい格安SIMは続々登場しており、月々の支払い料金を大幅に抑えることも可能です。

ペーパーレスでデータ管理を行おう

昔からの慣習で「書類は紙で保管するもの」という思い込みを持たれている方も少なからずいるでしょう。

しかし、全ての書類を紙で保管するのは紙やインクの代金がかかってしまいますし、保管場所も必要になります。

「セキュリティ上や業務上どうしても必要…」ということがなければ、データで管理してデジタルでのやり取りを行いましょう。

省スペースにもなりますし、きちんと分類分けして保存すれば探すのも簡単になります。

保険の見直しも大事

保険に加入している場合、何年かに1度内容やプランの見直しを行いましょう。事業として加入している保険でも、現在の状況にそぐわない可能性があるので定期的に見直すことです。

保険内容の理解は難しいので、信頼できるプロに相談してアドバイスを受けるのがおすすめです。

光熱費を乗り換えてみるのも大事

電気やガスの自由化により、大手以外でもサービスを提供できるようになりました。

月額料金や、生活スタイルにあったプランから選べたり、複数のサービスをまとめて契約して割引が受けられることもありますので、見積もりや比較サイトでシミュレーションしてみるのもよいでしょう。

メッセージアプリなどを活用しよう

ビジネスの連絡で通話代などを抑えるためにも、メッセージアプリや、リモート会議ができるサービスを活用しましょう。

通話ですと、基本的に内容が記録に残らないという難点があります。チャットワークやSlackといったチャットなどで業務連絡を行えば履歴が残るので後々便利です。

リースしているものをチェック

業者からリースされているものがある場合は、それが必要なものなのか、今一度確認してみましょう。

「実際の業務では使用しなくなった…」「他のもので代用できる…」というものであれば、出費の原因なので解約しましょう。また、今後それを利用する場合でも長期的視点で見た時に、購入した方がお得になることがありますので、リースを解約して購入をすることを検討してもよいでしょう。

依頼する時は相見積もりを取る

仕入れやサービスの申し込みなどを行う際は、候補となる数社を決めて相見積もり(同時に見積もりを出すこと)をしましょう。

見積もり金額とサービス内容を確認し、納得いく内容のものを選ぶことで余分なお金を支払わなくて済みます。また、相見積もりをすることで値段交渉もしやすくなります。

在庫と仕入れのバランスは常時確認

卸売・小売業や製造業の個人事業主の方は、在庫コントロールを適切に行いましょう。大量発注により、1個当たりの単価を下げられたとしても過剰在庫は管理コストがかかるので、なるべく避けたいものです。

まとめ:個人事業主のための固定費削減方法10選!

今回は、個人事業主に向けて固定費削減をする方法を10個厳選して紹介しました。

今回の内容を全て実行しなくても、今の状態や業種にあったものを試してみるだけで状況は変わっていく可能性があります。

固定費の削減は利益の増加にも繋がりますので、日頃から見直しする習慣をつけるとよいでしょう。

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