40代になると、会社でそれなりの立場にあり、部下を抱えている方が多いのではないでしょうか?
多くのことを吸収しながら、無我夢中で駆け抜けたような20代・30代と違い、自分の働き方や特性も理解し、充実した日々を送っている方もいるでしょう。
家庭面で言えば、20代後半から30代前半で生まれた子供が、成人または成人前の一番お金のかかる時期であるとも言えます。
このような時期に会社が突然倒産してしまったら?目の前が真っ暗になってしまうのも仕方がないことです。
この記事では、40代で会社の倒産を経験した方々の再起の実録と、方法を紹介していきます。
40代で会社の倒産を経験した方々の再起
40代で勤めている会社または自分の会社が倒産してしまったとき、誰もが「これからどう働けば良いのか?再就職はできるのか?」と不安に思うでしょう。
40代で無職となってしまった方でも、その困難を乗り越えて幸せな暮らしをしている人は多くいます。
ここからは、その方々の実際の記録をお伝えしたいと思います。
妻の支えで乗り越えた失業と介護(40代男性)
会社が倒産したのと同時期に母が脳梗塞で倒れ、子供もおり、私は自殺を考えるほどネガティブになっていました。そんな私を妻は励まし続けてくれたのです。
さらに、妻は私が思っていた以上の貯金をしていてくれており、そのおかげで転職活動に集中することもできました。
それでもいきなり正社員を目指すというのは非常に難しく、非正規雇用から正社員を目指す形で仕事を見つけました。しばらくして、ようやく最近正社員になれたのですが、年収はまだ300万円に届きません。
妻はこの収入でも家計を守ってくれており、母の介護・育児をしながら頑張ってくれています。とにかく妻には感謝しかありませんね。
妥協せずに就職活動を続けました(40代男性)
20代のうちには何度か転職を経験していましたが、まさか40代後半になって会社が倒産するとは思っていませんでした。
ハローワークや紹介会社を活用し、20社近くに応募しましたが書類選考で落とされてしまうことばかりが続きました。
スカウトもいただいたのですが、希望の条件が叶わず悩みに悩んで断りました。その後、この際思い切って希望する職種の幅を広げることにしたのです。
結果的に、前職までの職種である設計職ではなく、20代のときに経験のあった営業職で採用をいただきました。設計の知識がある営業職を採用したかったということで、自分の経歴全てが役に立てると嬉しく思ったのを覚えています。
条件面もあまり妥協はしませんでしたが、今の会社に出会えたことは諦めなかったおかげだと思っています。
40代で会社が倒産!その後の仕事について!
40代で会社が倒産したとき、一般的には職探しは厳しいと考えておいた方が良いでしょう。
「業界で必要な資格を持っている」「多くの人脈を持っている」「ここまで着実にキャリアを積んできた」このような人でなければ、なかなか希望通りの待遇の会社に就職することは難しいのです。
その場合には今までに経験のないような職種も含めて、就職活動を進める必要があるでしょう。
ここからは、40代から職探しをするときに考えられる職種について紹介しましょう。
事務職
事務職は室内での勤務になりますので、勤務環境が整えられていることも多く、中高年に人気の職種でもあります。しかし特別なスキルを持っていない限り、給与水準が低い傾向です。
運転手・配送
運転手や配送関係の仕事は人手不足な会社が多いため、採用されやすいとも言えます。しかし運転手であれば運転技術、配送であれば十分な体力が欠かせません。
営業職
正社員採用が多いという魅力のある営業職は、高い給与が期待できます。しかし、完全歩合制を設けている会社も少なくないため、自分の実力が不足しているうちは給与が不安定なものになる可能性があるでしょう。
まとめ:40代で会社が倒産!幸せに生きるための再起の実録と方法!
40代で会社が倒産したときには、どう再就職先を見つければ良いのか?職種の紹介とともに実際に40代で倒産を経験した方の実録をお伝えしました。
40代はまだまだ「若い」と言われる年齢でもあります。自分の可能性を信じ、新しい道を探してみるのも良いですね。
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