「資金調達の行き詰まってきた」、「仕事量に波があり入金まで待つことができない」などの理由でファクタリングを利用することがあります。
ファクタリングとは、支払期日到来前の売掛債権を譲渡して現金を得る方法で、融資などに比べてスピーディーに対応してもらえる点や、帳簿上で借り入れを持ちたくない事業主に重宝されています。
有用な点がいくつもあるファクタリングですが、現行のルールでは縛られない部分が多々あることから、手数料が高額であったり、サービス提供会社が悪徳業者の可能性があるというリスクも孕んでいます。
業者選びに失敗しないためには、比較することが大事です。ここでは、ファクタリング会社を徹底比較し紹介します。
ファクタリング会社を比較
ファクタリング会社それぞれには、強みや弱みがあるので、ファクタリング会社を選ぶときには、まず自社の希望や条件をはっきりしておくことが大切です。自社が最も求めることをはっきりさせておくことで、うたい文句に惑わされることなく業者を選ぶことができます。
また、ファクタリング会社によって買い取ってくれる売掛債権の上限下限や、手数料、2社間・3社間ファクタリングのいずれに対応しているかなど、異なる特徴を持っています。自社がどのようなファクタリングの方法で取引したいのかについて、事前に熟考しておく必要があるでしょう。
ファクタリング会社に求めることを取引前に理解しておくことで、いざ実行するときに失敗なく判断することができます。次に条件ごとにおすすめなファクタリング会社を紹介します。
株式会社ワイズコーポレーション
大口の債権をできるだけスピーディーに現金化したいときにおすすめです。最大5,000万円までの買い取りが可能。債権譲渡登記なしでの取引にも対応していますので、秘密に話しを進めたい事業主様におすすめです。
株式会社ビートレーディング
申し込みから最短12時間で現金を手にすることができます。審査のための書類が少ないのもメリット。とにかく早く、簡単にファクタリングが完了します。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
何よりも安心と信頼が大切という事業主様にオススメなのがこちら。東証一部の上場企業が運営していますので、安全に取引ができます。手数料は1.0％～と非常に良心的な設定です。
手数料も徹底比較
ファクタリング会社を選ぶときにまず確認すべきことのひとつは手数料です。現行の法律ではファクタリングの手数料利率を定めたものはありません。
各社によって手数料率は異なってきます。手数料が高いと、実際に手にする現金は少額になってしまうというデメリットもあるので、相場の範囲内でできるだけ手数料が安価な業者を選びましょう。次に手数料の負担が少ない業者を紹介します。
OLTA
手数料は2％～。契約に関する手続きが全てオンライン上で行えるので、簡便かつスピーディーに取引できます。買い取り額の上下を設定せず、少額から高額まで取り扱っています。
株式会社三共サービス
創業18年の実績があり、審査の早さでは定評があります。手数料は1.5％～。安心かつ低コストを求める事業主様に選ばれています。
MF KESSAI アーリーペイメント
上場企業のグループ会社が運営する手数料1.0％～のファクタリング会社です。債権の金額の大小を問わず引き受けています。
まとめ：ファクタリング会社をご紹介！比較しながら徹底解説！
ファクタリング会社のサービス・手数料の点からおすすめの業者を紹介してきました。
ファクタリングと一口にいっても、取引条件は案件によって内容は異なります。自社の持つ債権の条件を確認した上で、希望に沿った取引ができるよう業者を選定しなければなりません。
現在、ファクタリング会社を名乗る事業者の中には、悪徳業者、ヤミ金などが混じっているという現実があります。各社が並べている表面上のメリットだけに目を奪われず、実態を把握し自社に合った業者を探す必要があるでしょう。
