銀行振込によって固定費の支払いを行っているところは多いかもしれませんが、今回おすすめしたいのは「法人用クレジットカードでの支払い」です。
今回は、法人用クレジットカードでの支払いをおすすめする理由と、法人カードで固定費を支払うメリットについて解説していきます。
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固定費は法人用クレジットカードで支払うとお得?
法人用のクレジットカードは、その名の通り事業者向けのクレジットカードのことで、事業使用であれば、法人だけでなく個人事業主の方でも作ることができます。
また、株式会社・合同会社などの法人格にも関係なくカードを作れるのが特徴です。
利用するカード会社によっては、ビジネスカードあるいはコーポレートカードと呼ばれており、事業の規模によって名称が変わることがあります。
一般的には、従業員数20人以下の場合はビジネスカード、それ以上の規模の会社の場合はコーポレートカードと呼ばれます。
固定費の支払いも法人用クレジットカードで行えば、資金の流れも履歴で残りますしメリットも多いです。
複数枚発行しておけば出張時の支払いなどにも活用できて便利ですが、カード会社によって発行上限が異なりますので注意しておきましょう。
また、カード会社によって分割払い・リボ払い・キャッシング機能の可否が異なりますので、申請前にそのカードの傾向を確認しましょう。
法人カードで支払える固定費の種類について
法人用クレジットカードで支払える固定費には、どのような種類があるのでしょうか?以下にまとめましたので見ていきましょう。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 新聞代
- 固定電話(ビジネスフォン)
- 法人用スマホ
- 通信費
- 公共放送
- CS/BS放送
- レンタルサーバー
- 保険料
- 賃料
- 自動車税
- 固定資産税
- 住民税
- 介護保険料
- 法人税
- 事業所得税
- 国税等
いかがでしょうか?恐らく想像していたより、法人カードで払える料金の種類が多いと思われたのではないでしょうか。
注意点としては、水道光熱費のカード払いは契約している会社や地域によって対応していないところがあるということです。また、国税のカード支払いには手数料がかかるところもあります。
法人カードで支払いを行うメリット
続いて、固定費を法人用クレジットカードで支払うメリットを見ていきましょう。
ポイントや付帯サービスが使える
法人用のカードでも個人用のものと同様に、支払い金額によるポイントや付帯サービスが活用できます。
多くの固定費用をクレジットカードで支払えば、その分ポイントが溜まるのも早いので、ポイント支払いや特典との交換ができてお得です。
清算がシンプルで分かりやすくなる
クレジットカードでの支払いは、明細により「何に支払いをしているのか」がデータとして残ります。
そのため、不適切な経費使用の抑止力にもなりますし、後から確認がしやすくなります。
支払いがまとめられる
通常、それぞれの支払い期限は異なります。しかし、クレジットカードで支払う場合は、引き落とし日がまとめられるのでスケジューリングもしやすいですし、猶予が生まれます。
会計ソフトと紐づけできる
会計ソフトとクレジットカードを紐づければ、支払いした内容が反映されるので見落としが発生しにくくなります。
スマホアプリで確認できる会計ソフトもありますので、経営者がリアルタイムで会計情報をチェックできます。
まとめ:固定費も法人用クレジットカードで支払える?お得なメリットとは?
今回は、固定費を法人用クレジットカードで支払うことについて解説しました。
光熱費から租税公課まで、クレジットカードで支払いができるものは多くあり、さまざまなメリットがあることも分かりました。
お得さを重視するのであれば、特典やポイントシステムについて比較してから申し込むとよいでしょう。